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走れメロス

神楽坂の「北プレカフェ」での朗読会が近づいてきました。こちらで朗読させていただくのは、もうかれこれ

4回目。社長が高校の先輩ということもあって、とても良くしていただいています。

そうして、こちらで朗読する演目は、、、何故か決まって「走れメロス」がメインなのです^^;。

「人間失格」「斜陽」と並び、太宰といえば「メロス」という印象もある代表作ですね。国語の教科書でもおなじみです。

 

実は私・・・朗読を始めてしばらくは、何故かこの作品を敬遠しておりました。

「教科書に載っている作品はねぇ・・」という、意味のわからない偏見があったのかもしれません。

ところが、北プレさんでの初の朗読会にあたり作品を考えた時に、メロスの躍動感を、当時共演した津軽三味線の山本大さんに表現していただけたら、とても面白いものになるのでは??と思ったのです。

結果、お客様の反応はすこぶる良く、「メロスで泣けるなんて」というお声を沢山いただきました!

 

その後、津軽笛の佐藤ぶん太、さん。朗読ユニット「おとめ座」の皆さん。という風にコラボのお相手は変わりましたが、

作品は変わらず「走れメロス」で上演してきました。

4回目の今回は、高校の同窓生でもある森田万里子さん(フルート・篠笛)とのコラボ!

さすがに作品を変えようかと思っていましたら・・・社長のご希望で今回もメロスを入れることになりました。

 

この作品、少しカットしてありますが、それでも35分はかかります。演奏を入れるともっとかな・・・。

最後の方は自分も死に物狂いで走っている気持ちになるので、1回通しただけでもかなりの疲労感^^;。

気を抜いて読むことなど出来ないのです!

今回は、森田さんがどのように太宰の世界観を表現してくださるか、とても楽しみです^^。

今日はこれから彼女とのリハーサル!じっくり稽古してきます。

 

お席もあと僅かになりました。

皆様、秋の神楽坂に、熱~い「メロス」を聴きにいらしてくださいませ☆彡