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怒濤の一月

気が付けば1月も終わりましたね・・・。

 

令和2年1月は怒濤の月となりました!

6日に青森から戻ると、すぐ東京ドーム「ふるさとまつり」の準備に

入り、数回のリハーサルを経て18日に「青森ナイト」で語り部を務めさせていただいたのです。

一昨年に続いて2回目の御役目でしたが、今回はなかなかスリリングな本番となり^^;無事に終了した時には本当にほっといたしました!!!

 その3日後、21日には声楽家・望月万里亜さんとのコラボによる朗読コンサートに昼夜2回出演。

この翌日から久しぶりに風邪の症状が。。

さらに、娘が貧血を起こして救急車で運ばれるという出来事も重なり、病院に付き添ったりしながら、29日の公演準備に追われたのです。。

29日は、京ことばで源氏物語を語られる山下智子さんとの語り会でした。二人の共催でしたが、会場のある調布市に住んでいる中村の方が色々動けるわけで、諸手続きや打ち合わせ、予約対応は中村が。チラシやパンフレットは山下さんが・・という風に分担して動きました。

ほぼ満席状態で迎えた当日、時節柄か体調不良などでのキャンセルも少しありましたが、それでも本当に沢山のお客様にお越しいただき感激いたしました!

 

100年前の京ことばで、上品におっとりと源氏物語を語られる智子さんは、まさに都の姫のよう・・・。同い年なのですが、守ってあげたくなります(笑)。お声もあまり張らず、時に囁くように語られます。

 

対して私は・・・どうもマイクがあると気になってうまく集中できなかったりするので、生声で読むことにしました。となると、どうしても声は張り気味になるわけです。このあたりが、お客様にとってはどうかなぁ・・と少し不安もありましたがいかがだったでしょう。。

さて、この会を企画するにあたって、私はどうしても入れたいコーナーがあったのです。それは「トークコーナー」。。

何故、標準語ではなく故郷の言葉にこだわって語りをするのか?その思いを直接お客様にお聴きいただきたいと思いました。

実は、このコーナーを一番心配されていた智子さん。でも、私が進行しますから、と無理を言って決行いたしました^^;。

 とはいえ、語りがメインなのですから、あまり長くならないように

短めに切り上げたのですが・・・あとからお客様に「もっとトークが聞きたかった」とのお言葉もいただき、反省した次第です。

 

休憩を挟んで、智子さんは「若紫」の巻をしっとりと・愛らしく語られます・・・。

次いで中村は、太宰の「津軽」のラストシーンを語りました。

「津軽」では、これまでにない箇所でお客様から笑いも起こったりして!本当にじっくり聴いてくださっていることがわかり、感激しながら読み進めることができました。

 

会場には、嵯峨御柳の師範の下村さんが桜をメインにしてお花を活けてくださり、まさに華を添えてくださいました。

また、受付、音響、会計、写真・・・沢山の方にお手伝いいただき、滞りなく本番を進行できたのはスタッフの皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 「またやってください」「こちらの地域でも是非」などというお声をいただき、大変有難く存じます。ご縁と機会がありましたら、また智子さんともご相談のうえ実現したいと思います。

皆様、本当にありがとうございました・

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コメント: 1
  • #1

    齋藤貴美子 (土曜日, 01 2月 2020 18:15)

    また是非是非やってください!当日行かれなくなり大変失礼しながら、懇願いたします♪〜