幸田先生を偲んで・・

先月24日、敬愛する朗読の師匠・幸田弘子先生が旅立たれました。88歳でいらっしゃいました。前夜までお元気だったという先生のお顔は、眠っていらっしゃるだけのようにお綺麗で・・すぐに起きて「さあ、どこから読みましょうか」となどとおっしゃりそうで・・・

なかなか気持ちの整理もつかず、

こうしてブログに綴るにも時間がかかってしまいました。

 

先生は、ここ35年ほど、暮れに裏千家の除夜釜の会で「大つごもり」を朗読されてきました。その時に弟子も何人か朗読させていただいくのが恒例で、今年は私もその中の一人でしたが今年は図らずも「先生を偲んで」の朗読ということになってしまいました。

 

12月28日(月) 17時頃から

高田馬場にある「茶道会館」にて

朗読と年越しそば・・・3500円

 

作品は、5年ほど前に初めて先生と共演させて頂いた舞台で読んだ、太宰治「津軽」に決めました。

今年の1月、コロナ騒動の前に行った公演でもこれを朗読し、先生にもお越しいただいた思い出の作品です。

これまでの感謝の想いを込めて・・・おそらく会場に来てくださる先生にもしっかりお聴きいただきたいと思います。

まだお席はご用意できるようです。ご希望の方は 吉武(よしたけ)様  090-3574-3988 までご予約お願いいたします。

 

幸田先生の弟子・生徒5名がそれぞれの想いを胸に頑張ります。先生、どうぞご覧になってくださいませ。