2021年2月14日
バレンタインデーの日曜日。神保町駅からすぐの所にある
「ブックハウスカフェ・ひふみ座」さんにて、朗読公演「音の薫り」が無事行われました!
開催すべきか延期すべきか・・・昨年から何度悩んでは話し合ったことでしょう。今、全ての表現・芸術活動をされている方々共通の悩みだと思います。
さて、定員半数でもなかなか満席にならなかった公演も、最後はキャンセル待ちになり、お越しいただけなかったお客様には本当に申し訳ございませんでした。そしてご来場くださった皆様、誠にありがとうございました!
斉藤ゆき子さんとは初共演でしたが、何年も前からよく存じ上げているので、何でも言いやすく、色々なことを話し合っては創りあげていきました。創りあげる、と言えば、今回フルート演奏をお願いした福島明佳さん。長いこと、故・幸田弘子先生と共演なさっていただけあって、朗読者の気持ちや意図を的確に汲み取ってくださり、絶妙な演奏で作品を盛り上げてくださいました。
そして、音響や照明、舞台監督さんなどお一人で何役もこなしてくださった間下信宏さんにも大変お世話になりました!
会場では、受付や検温、換気、その他色々なことをスタッフの皆さんが引き受けてくださり、私たちは安心して朗読に集中することができ、心から感謝しております。ありがとうございました。
リハーサルで何度通した時よりも、実際にお客様が入られた空間での朗読は、何と申しましょうか・・魂のやり取りのような感覚があり、
お客様が作品を一緒に創りあげてくださっていると実感しました。
だから、こうした公演はリアルに限るのだと思いました。オンラインがいかに発達しても、この皮膚感覚は共有できないのではないでしょうか・・・。
ともあれ、公演は演者だけでは成り立ちません。今回もそのことを痛感しました。
最後になりましたが、会場をお貸しくださった今本様にも大変お世話にな、ありがとうございました。
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