2021年6月19日。私にとって記念すべき日となりました。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で^^;、自分の名前をつけた朗読会を始めることにした、その一回目だったからです。
それには、やはり太宰さんに関する大事な日。。桜桃忌しか考えられませんでした。
奇跡的にこの日だけぽっかり空いていた!「神保町ブックハウスカフェ」さんをお借りして、津軽三味線の高橋竹春さんに共演をお願いし、少しずつ準備を進めてまいりました。
この日はあいにくの雨・・・。
でも、キャンセルは一組様しかなく、逆に当日いらした方にお入りいただけて、二回とも満席で終えることができました。勿論定員の半数にしてのことですが・・・。
お運びくださった皆様、本当にありがとうございました!
遠く静岡や愛媛からのお客様もいらっしゃり感激致しました。
竹春さんの三味線は、色々な表情があるのです。すすり泣くような音、にこやかな音、激しいロックのような音、優しい音・・・
ソロの時は豪快にかっこよく!。朗読の時はそっと寄り添ってくださり優しく・・・。そのお心が間近で感じられ 朗読していても本当に有難くて有難くて・・・・。竹春さん、ありがとうございました!
さらに。公演を支えてくださった素敵なスタッフの皆様にも心から感謝しております!フライヤー作成、受付、検温、消毒、照明、音響、アナウンス、撮影・・・。小さな会でもこれだけの方々に助けていただいて成り立つのだと改めて感じ入ったことでした。ありがとうございました。
今回は 太宰さんだけでなく、昨年亡くなられた長女の園子さまを偲び、園子さまが登場される作品を選びました。「桜桃」と「故郷」です。どちらも、さほどドラマチックな展開があるわけではなく、かつ太宰の繊細な性格が表れていて、かなり表現が難しい作品です。
当初、2回公演は全く考えていなかったこともあり、このプログラムを2回演じるのは結構エネルギーを消耗しました^^;。
何事も勉強ですね・・・。また精進いたします
ところで。
今回、こちらの「太宰君人形」がデビューしました!!
実は、朗読の生徒さんに山下さち子さんとおっしゃる人形作家さんがいらっしゃるのですが、ある日「いつか山下さんに太宰さんの人形をお願いしたいなぁ」と言ったら、「それ!いいですね!」となり、
秋までのつもりでお願いしたのに、この朗読会に間に合わせ仕上げてくださったのです!!
山下さん、ありがとうございました!!
首の傾げ方、手の感じ、髪型、目元、体型・・・まさに太宰さん!
私はもうすっかりテンションが上がってしまいました。
外からは見えないのに、ちゃんとステテコまで穿かせてくださってるんですよ^^。本当に繊細なお仕事で大感激です。
聞くと、山下さん自身不思議なほどスイスイと仕上がっていったそうで・・・「太宰さんが世に出たがっているようでした」と!!
これからの太宰朗読会には、もれなくこの「太宰君人形」をお連れします!皆さまどうぞご覧になりにいらしてくださいね。
ちなみに、2回目の「太宰語り」公演は10月28日(木)
せんがわ劇場にて午後2時からの1回公演です!
よろしければ、スケジュールに入れてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメントをお書きください